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目指した音
MUGEN IDCの目指した音は原液の音。音楽のエッセンスを薄めずに再生した音です。他の言葉で言うと音楽性が高いと言うことでしょうか。何をもって音楽性が高いと言うかは人それぞれだと思いますが、私の基準では「有機的で生命感があり奏者の感情が伝わるエモーショナルな音」のことです。もっとも、感情表現や音の響き、色気などは奏者が弾いたもので、もともと音源の中にあるものです。ですから、音楽性の高い音が出たから音楽性が高いケーブルと言うよりはもともと音源の中にあるものをそのままの形で伝送するケーブルと言った方が正しいでしょう。
豊かな音楽性に加えて圧倒的な高解像、強烈な音像定位、広大な空間表現。それらをケーブルによって実現することがMUGEN IDCのコンセプトです。
音楽のエッセンスを薄めず再生された音。音源を変えた時の印象の変化が大きい音。硬い曲調のものは硬く、柔らかい曲調のものは柔らかく音の硬柔の表現の幅が広く、さらに同じ音源でもシンバルの鋭い音やウッドベースのゆったりとした柔らかな響きなど硬い音と柔らかい音を同時に出すことができ、例えるなら硬と柔、ハイスピードとスローが同居するような音。情感の表現が上手く、曲のサビの部分などで、きちんと曲に合わせて心が高揚して盛り上がっていっていってくれるような音楽。有機的で生命感があり奏者の感情が伝わるエモーショナルな音楽。そのような音楽を鳴らすことを目指しています。
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